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子供に解熱剤としてカロナール!副作用について解説!! [カロナール]

子供に解熱剤としてカロナール!副作用について解説!!










こんにちは^^




今回は、子供の解熱目的でカロナールを服薬した場合の



副作用はどんなことが予測されるのか??



というようなテーマについて解説していきます。



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まずは、子供に解熱目的でカロナールを服薬した時に



予測されるカロナールの副作用としては




いろいろありますが


薬のメーカー(カロナール)が作成している


説明書みたいなものに



添付文書というものがあります。



そこに記載がある


カロナールの重要な副作用としては



以下のようなものがあります。


(1)
ショック(頻度不明),アナフィラキシー(頻度不明):


ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等)


*くしゃみ・全身的な皮膚のかゆみ・じんましん・かすれ


喉の痒み・動悸・息苦しさ・意識が薄くなくなど。





中毒性表皮壊死融解症 ( T o x i c E p i d e r m a lNecrolysis:TEN) (頻度不明),



皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群) (頻度不明),



急性汎発性発疹性膿疱症(頻度不明):中毒性表皮壊死融解症,


皮膚粘膜眼症候群,急性汎発性発疹性膿疱症


*高い熱・唇がただれる・目の充血・喉の痛み、


体の皮膚に、広範囲に発疹や発赤ができたりします。



2)

喘息発作の誘発(頻度不明):喘息発作を誘発することがある。




3)

劇症肝炎(頻度不明),肝機能障害(頻度不明),黄疸(頻度不明):


劇症肝炎,AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害,


*全身のだるさ、食欲不振、黄疸(おうだん:皮膚や白目の部分が黄色くなる)、尿が褐色になる、発熱、かゆみ、発疹など。


4)

顆粒球減少症(頻度不明):顆粒球減少症

*基本的に無症状のためほとんど気付けないですが発熱が起こる場合があります。



5)

間質性肺炎(頻度不明):間質性肺炎




6)

間質性腎炎(頻度不明),急性腎不全(頻度不明):

間質性腎炎,急性腎不全


7)

その他の副作用

チアノーゼ

*爪や口唇のあたりが青紫色に変色するなどがあります


血小板減少

*出血した際に、血が止まりにくくなります




沢山ありますね!


考えれる全ての副作用を書くと


こんなもんですよってことです!


これでも、他の医療用医薬品に比べると


副作用の数はすくないほうです。




でも



こう書かれていると、



なんだか怖くなりますが



実際のところ



カロナールは



副作用が起こる確率が



非常に少ない薬剤ですので


他の、解熱・鎮痛剤に比べて


大変安全性が高い薬剤だといえます。

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一例としては


2006年に調査した結果ですが


他の解熱・鎮痛剤(非ステロイド性抗炎症剤)などの、



胃腸障害の割合は


長期服用患者の



62.8%に出ており、



自覚症状のない患者でも


58.5%の患者さんに何らかの



胃粘膜障害が認められたとの発表があります。


ボルタレンが一番発生比率が高く


いわいる、コックス-2選択性が高いといわれている


非ステロイド性抗炎症薬でも


50%以上に胃粘膜障害が認められたとのことです。



ほぼすべて(95.8%)の患者さんに



防御因子増強剤(胃薬)を併用されていましたが



結果は、さんざんたるもので



ほとんど効果はなかったといえるでしょう。




カロナールは、非ステロイド性抗炎症薬とは



作用機序が違うため



まったくと言って



こういった副作用は発生いたしません。


あるとしたら



プラセボ(思い込み)の患者さんにでる


割合ぐらいですので



心配はないでしょう。







子供に解熱剤としてカロナール!副作用について解説!!




子供に解熱剤として、カロナールを飲んだ場合の




注意をする点、副作用を疑う点としては



1)

まずは、子供ですので、発疹です。



全身の皮膚をよく観察して、



以上がないか調べてください。



子供のカロナールの副作用として



1番上位にあるのは、皮膚疾患になるので



よく湿疹とかないか見てください。



2)
ショック状態です。


ほとんどは、カロナール投薬後



短時間で現れるので


注意してください。


痙攣とうが見られたら



すぐに、救急車を呼び


カロナールを服薬したことを伝えましょう。



3)
喘息様症状


ほんとうは、アスピリン喘息と言って



カロナールではほとんど出ないと言われています。





4)

肝障害


これは、カロナールを服薬する用量に



依存する場合がほとんどです。


子供に解熱剤として



カロナールを服薬後



激しいお腹の痛みを



子供が訴えると



すぐに、救急車を呼びましょう。


アセシルシステインという



解毒剤がありますので


即座に投与すれば


回復に向かうでしょう。


これも、通常量では


ほとんど出ないといっても


良いでしょう。



今回は、


子供に解熱剤としてカロナール!副作用について解説!!


子供に解熱剤としてカロナール!副作用について解説!!



として、書いてきました。



~まとめ~


1)
カロナールは、他の解熱・鎮痛剤に比べて


副作用は少ない


2)
副作用を疑う場合は


速やかに、医療機関に症状を説明して


対応策をお願いする。



子供に、解熱剤としてカロナール!副作用について


最後まで読んでいただきまして


ありがとうございました。


その他、


カロナール関連については


順次、記事を追加していきますね^^


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カロナールは頭痛には効かないの? [カロナール]

カロナール(アセトアミノフェン)は頭痛には効かないの?






こんにちは^^






カロナールと頭痛には効かないの?





よく一般的に,耳にすることが多いですよね!





頭痛の痛みは、憂鬱になりますね。





今回は、カロナール(アセトアミノフェン)と頭痛について




書いていきますね^^




カロナール(アセトアミノフェン)は、首から上の鎮痛には力強く





効くとも言われています。




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まずは、カロナール(アセトアミノフェン)の効能効果についてです。





カロナールの添付文書(説明書)には




(1)下記疾患並びに症状の鎮痛 
 
頭痛、
耳痛、
症候性神経痛、
腰痛症、
筋肉痛、
打撲痛、
捻挫痛、
月経痛、
分娩後痛、
がんによる疼痛、
歯痛、
歯科治療後の疼痛、
変形性関節症


(2)下記疾患の解熱・鎮痛

 急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)

(3)小児科領域における解熱・鎮痛



とあります。


今回は頭痛に効くのかというテーマですので




(2)と(3)は解説は次回お話いたしますね^^







(1)の鎮痛:痛みを鎮めるとしては、頭痛は入っていますので





頭痛にはカロナールは効くということです。


厚生労働省も認めていることになります。







次に、大切なのは


用法容量です!





簡単に説明すると




飲み方、飲む量についてです。




薬の添付文書(説明書)には




効能・効果(1) 

通常,成人にはアセトアミノフェンとして,

1回300~1000mgを経口投与し,

投与間隔は4~6時間以上とする。

なお,年齢,症状により適宜増減するが,

1日総量として4000mgを限度とする。

また,空腹時の投与は避けさせることが望ましい

とあります。




1回の痛み止めとしての服薬量は



300㎎~1000㎎を飲んでくださいとのことなんですが




幅が広いですね^^




これは、年齢や体重を目安にして




1回の服薬量を決めてくださいってことです。




決して、1000㎎が多い、危険ではなくて




300㎎~1000㎎の間なら服薬しても




いいですよって意味合いです。




ここでカロナールを頭痛で服薬して




効くか効かないは飲む量によって




違ってくる事を説明します。








カロナールは解熱・鎮痛と二つの効果をもたらします。




解熱は、体内で薬の有効成分(アセトアミノフェン)が




体内血中濃度、2μg/mlこ超えると、




解熱の作用をもたらします。




体内血中濃度、5μg/ml~20μg/mlこ超えると、





鎮痛効果をもたらします。




以上のことから、




カロナールで頭痛に効く効果が必要ならば





解熱以上の量が必要となります。






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通常の大人





体重が50キロを超えているのであれば





カロナールを1回、1000㎎を服薬すると





効果が感じられると思います。





40キロ以上ならば





300㎎を服薬して





頭痛に効果が感じられない





あまり効かないなと感じたら





4~6時間程度、服薬時間をあけて




1000㎎まで、段階を踏みながら





増量すると効果が感じられる。





*1日、24時間で最大服薬しても4000㎎を超えることはいけません




~どれくらい効く時間があるか~







カロナールで頭痛に対しての作用時間ですが




体内の血中濃度は、




肝臓で代謝されて





腎臓から排出されますので




カロナールを1000㎎飲んでも




6時間後には





体内の血中濃度が



5μg/ml以下になります。




したがって、




カロナールで頭痛に効くのは





6時間程度ということになります。

*個人差もあるので注意してください





カロナールの作用機序はまだ完全には明確には





なっていませんが





下行性抑制系での効果があるとの見解が




最新の見知です。



一般的な、NSADs(ロキソニン)は



プロスタグランジンを作らせなくして



痛みの発生物質を作らせない




それによって、鎮痛作用をもたらしますので



カロナールとは別の作用機序であり




それぞれが別の方法で痛みを止める薬剤です。





カロナールは頭痛には効かないの?
~まとめ~





1 頭痛にはカロナールは効く


2 解熱よりも、多い量を服薬しましょう。




最後まで読んで頂いてありがとうございます。


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子供にはカロナール!インフルエンザの解熱には要注意!! [カロナール]

こんにちは^^

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今日は、


子供にはカロナール!インフルエンザの解熱には要注意!!





について、わかりやすく解説をしていきたいと思いますね^^



詳しく説明をしていきたいので



最後まで一読をお願いしますね^^



まず最初に、




子供のインフルエンザには



「インフルエンザ脳症」という合併症があります。



簡単に説明しますと


子供がインフルエンザを発症した際に



解熱剤として、よく使われている



NSAIDsに分類される解熱鎮痛薬「非ステロイド抗炎症薬」



例 (ロキソニン、ボルタレン、アスピリン、ポンタール、セレコクッス等)



を子供が服薬すると、



「インフルエンザ脳症」を誘発するリスクが指摘されてます。





「インフルエンザ脳症」とは、


発症すると約30%が死亡し、



約25%で後遺症が残るとされている、



インフルエンザの最も重い合併症です。




大変こわいですね!




子供だけではなくて、



大人でも危険性はあります。




エビデンスとして、厚生労働省発表資料の中に


緊急安全性情報(イエローレター)というものがあります。


平成12年11月15日に発表されています。


内容は、


インフルエンザ脳炎・脳症例181例についての解析が行われたが、
特に52例の死亡例のうち、
ジクロフェナクナトリウム又はメフェナム酸の使用群と未使用群とを比較した結果、
使用群について、わずかながら有意に死亡率が高いと報告された。




対応策として



明確な因果関係は認められないものの、
次の理由から、インフルエンザ脳炎・脳症患者に対するジクロフェナクナトリウムの
投与を禁忌とすることとし、本日、ジクロフェナクナトリウムを含有する解熱剤を製造、
販売する関係企業(別紙のとおり)に対し、使用上の注意の改訂、「緊急安全性情報」の
作成及び医療機関等への配布を指示した

というものです。



要約すると、


インフルエンザの患者さんに

NSAIDsに分類される解熱鎮痛薬「非ステロイド抗炎症薬」



例 (ボルタレン、ロキソニン、アスピリン、ポンタール、セレコクッス等)



今回は、ボルタレンで発生しましたが



(ボルタレンは、NSAIDsに分類されております
   カロナールはNSAIDsには含まれてはいません)





ロキソニンとかは、同じ作用機序を有しているので



NSADs全般の解熱鎮痛薬は



危ないよって事なので



投薬しないことと書いています。


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と、なると



インフルエンザの時には



どうすればって思いますよね^^


カロナール インフルエンザ

カロナール(アセトアミノフェン)です!
カロナール(アセトアミノフェン)です!



カロナールは商品名になります



アセトアミノフェンは成分名です



解熱・鎮痛剤になりますが



NSAIDsとは作用機序が違う



唯一の解熱・鎮痛の医療用医薬品になります。





よく言われているのですが


熱が出たときは、必要があるから



体が熱を出している



薬で熱を下げるよりも



自然に体の治癒力で下げるのが



一番よいとされていますが



当然のことです。


今回は、インフルエンザですので



高熱が予測されます



そんな場合に



体力がなくて



食べ物も摂取できない



寝れない



なんていうような



生活のクオリティーに影響するような



場合は、



カロナールを飲んで下げた方がよいということです。


カロナールを子供が飲まないよりは


カロナールを子供が飲んだ方が


有益性が、高いとお医者さんが


判断した場合は


カロナールを服薬してくださいね。


決して、自分で判断はしないでください



家に、カロナールが残っていたからとか



一回だけとか、頓服ならとは考えずに



お医者さんに相談するのが一番です。


なぜかというと、


カロナールを自己判断で


服薬して、


副作用が発生しても


誰も責任を取ってくれません。


お医者さんが判断して


処方をしたカロナールなら


副作用救済基金というところから


救済に関しての


援助がもらえます。


こういう理由です。







子供にはカロナール!インフルエンザの解熱には要注意!!
~まとめ~






1:インフルエンザ脳症という怖い合併症があるので

 
 NSAIDsよりも、カロナールが安全性に優れている



2:お医者さんに処方をしてもらった


 カロナールを服薬しましょう



最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。


カロナールの服薬量については


前回の記事で紹介をしています


もしよろしければ


そちらも


どうぞよろしくです^^


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カロナール200は子供には2錠で本当に大丈夫?? [カロナール]

こんにちは!!



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小児用の冷えぴたの購入はこちらから^^

今回のテーマは



カロナール200は子供には2錠で本当に大丈夫??





について



考えていきますね^^



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豆知識1

医療用薬品は、よく諸刃の剣と言われたりします。
通常ならば、病気に対しての、
治療または予防を目的としていますが、
服薬量、服薬時間、などを誤れば、
ぜんぜん効果が期待できなかったり、
また逆に、副作用(本来の目的以外の作用)が、
おもわぬ健康被害を引き起こしたりします。






1 まず最初に知っておいて欲しいことは





子供の客観的な情報と、それに対しての薬の説明書の読み方です。




薬の説明書(添付文書)には




小児科領域における解熱・鎮痛
通常,幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして,
体重1kgあたり1回10~15mgを経口投与し,
投与間隔は4~6時間以上とする。
なお,年齢,症状により適宜増減するが,
1日総量として60mg/kgを限度とする。
ただし,成人の用量を超えない。
また,空腹時の投与は避けさせることが望ましい。



と記載しています。




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例としては





子供が熱を出しているなら





子供の体重が20キロであれば、カロナール200㎎錠を1錠を服薬します。
(つまり、40キロならカロナール200を2錠服薬します)




これで6時間程度は、熱が下がります。





服薬後、1時間程度から下がり始めて





約1.5度下げると言われています。





熱が少しは下がったが、まだ高熱で38度以上!




なんて場合は、最初の服薬から4時間以上あけて





再度、カロナール200㎎錠を1錠飲みます。
(つまり、40キロならカロナール200を2錠服薬します)





1日、24時間で、最大量として、





1200㎎、カロナール200㎎錠を6錠までが限界と書いています。





また食後の服薬がよいとも書いています。






カロナール豆知識2

現在、カロナール製品は

錠剤としては、200㎎錠、300㎎錠、500㎎錠

細粒としては、20%細粒、50%細粒

座薬として、100㎎、200㎎、400㎎

発売されています。








ですが!!



ここで知っておいてほしいのは






~小児科領域における解熱・鎮痛~




記載の通り、解熱を目的とするのと




鎮痛を目的とするのでは




用法容量が少し変わってくるのです。




解熱の場合は、




体重1kgあたり1回10㎎あれば十分でしょう




理由としては




解熱の作用をもたらす有効血中濃度が


(体内の血液中のカロナール)


2μg/mL以上であれば解熱効果が発揮されます。




では、鎮痛(痛み・疼痛・骨折による痛み等)の場合は




体重1kgあたり1回15mgは最低でも欲しい量になります。




理由としては




解熱の作用をもたらす有効血中濃度が


(体内の血液中のカロナール)


5μg/mL以上であれば解熱効果が発揮されます。





一概にカロナール200㎎錠を2錠といっても、適宜増減を考えてくださいね^^
(2錠で十分ないれば、2錠で十分な人もいます)








カロナール200を正しく理解!子供には2錠??
~まとめ~



1:子供の体重によって、

カロナール200㎎を飲む錠数は変わってきます。
(2錠または、1錠)

2目的が、解熱、鎮痛によっても

飲む量は変わってきます。





現在、カロナール製品は

錠剤としては、200㎎錠、300㎎錠、500㎎錠

細粒としては、20%細粒、50%細粒

座薬として、100㎎、200㎎、400㎎

発売されています。

最後に簡単な目安を書いておきます

子供の解熱の場合

体重 5キロ   カロナール200 1回服薬量  50㎎   4分の1錠

体重 10キロ  カロナール200 1回服薬量  100㎎  2分の1錠 

体重 20キロ  カロナール200 1回服薬量  200㎎  1錠

体重 30キロ  カロナール200 1回服薬量  300㎎  1.5錠






(今回もカロナール200は子供には2錠で大丈夫って書かせていただきました)

今日はここまで^^

読んでいただいてありがとうございます。

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